このカラダは一つで、ひとつのようで無限。
誰が止める事が出来るだろうか。先に進む力、転がり続ける慣性の法則。
芝生い茂る土手を転がりながらふと見上げた空は、すぐに土に変わるけど、また青空に映り換わる。
一瞬の、シャッターみたいに。


『芽生えドライブ』


 朝日が恋しいのは、きっと冬だけではなく、夏もそうなんだ。
パップテントから這い出し、肺胞いっぱいに吸い込んだ空気は甘く、無事目が覚めたことを喜ぶにはいい条件だった。
ふと、腕時計を見ると、まだ午前6時半。羽織ったフィールドジャケットが肌寒さから身を守ってくれるのは当たり前の時間。
「時間だ」
ちょうどそれと同じ時間帯に、レトロな爆音を上げながら接近する移動体。
人はそれをジープと呼ぶ。正式名称はウィリスMB1942。ウィリージープ。もう半世紀も昔の骨董品だ。
「恭介」
ジープから降り立った男は、時間帯に不釣合いなサングラスを外し。
「食料調達終了だ。弾薬もたんまり集めてきた」
「ご苦労様。そっちの状況は?」
煙草を口に咥え、一言。
「最悪だ。この時間に開いてるショップなんてないからな。何でコンビニに武器弾薬置いてないんだよ」
「だって、ファミマだよ?」
「いや、そのりくつはおかしい」
同じくサングラスが壊滅的に似合わない子猫が後部座席からぴょん、と飛び降りて呟く。周りの空気が、ふと和んだ気がした。
ジープのエンジンを切ると、後部座席から何かを取り出す。
「なんだ、あたしのお尻の温度を確かめる気か変態兄貴」
「いや、それはない。触ろうと思えばいつだってぐはぁっ!」
回し蹴り。ダメだよ鈴。軍用ブーツは固い革でできているから地味に痛いんだ。
それでもピンピンしているあたり、さすが恭介といったところか。


 「ミリタリーキャンプをしよう」
そもそもの始まりは、窓から出現した恭介のこの言葉だった。
「何だ恭介氏。確かにいいシーズンと言えるが、軍事目的のレクリエーションである必要があるのか。そもそもキミはもう本校の生徒ではあるまい」
「ノリだよノリ。懐かしい勢いだろ?」
恭介は途中単位が足りなくて危うく留年だったけど何とかそれを乗り越え卒業。そして僕達もみんな揃って3年生。そろそろ真面目に進路を考えるべき時。
そんな折に突然現れた恭介は、完全にただの愉快犯だった。
「仕方ないだろ。単位取ることに精一杯で就職活動失敗したんだから」
「開き直って言うあたりさすが恭介だよね…」
「褒めるなよ」
いや、誰も褒めてなかったんだけどね、少なくともあの場所では。
「ふむ。それはいいとして恭介氏。まさかあのワゴンでミリタリーなどと言うつもりか?」
それもそうだ。白いワゴン車。どう改造しても救急車くらいが精一杯ではないだろうか。ミリタリーと言うには何もかもが甘すぎるんだ。
まず、テントに装備、いろんなものが不足している気がする。それに、場所だってそうだ。この地域では『そういうこと』に理解のある大人が多いなんてお世辞にも思えない。
「あぁ、その辺は抜かりない。外を見ろ」
「…」
校庭に止めてあるジープが今まさにレッカー移動中だった。
「ま、待ってくれ!俺のジープ様っ!」
そして恭介そのまま無我夢中のダイビング。ここ4階だけどね。
結局恭介は1ヶ月入院するハメになったことを付け加えておく。


 後部席から恭介が取り出したのは、アビエーションバッグ。もともとは空軍で装備品なんかを輸送するためのバッグだけど、そのかなりの大柄さから、陸軍でも稀に利用例が見れる。
そのアビエーションバッグから現れたのは、僕がさっきまで寝泊りしていたパップテントよりさらに大型の、司令部用テント。
「オークションで落札した分でな。一晩掛けて取りに行ってた」
「あー」
出品者さん、非常識な幼馴染に代わってごめんなさい。
やっぱこれがないと始まらないよなー、と設営を開始する頃。
「あー、ハラ減った」
「今戻った。斥候異常なしだ」
「真人、謙吾」
夜間斥候(パトロール)に出ていた斥候隊が帰ってきた。メンバーは。
「もうヘトヘトだよー。眠いよー」
小毬さん。みんなの役に立ちたいよ!と志願したのはいいけど、さすがに30kgの装備は重すぎただろうか。もっとも斥候隊は自分の体重と同じ重量のパックを背負うのが本当なんだけど。
そして常に移動を続けるのだからどうしようもない。異常を確認しながら逐一斥候指揮官に情報を伝えるポイントマン(先行偵察員)をやってたんだから尚更疲れただろう。
あとでテントの中でねぎらってあげないと。いや、性的な意味はないよ?
「…そもそもジープの一台でも貸してくれるのが理想です。こんなの拷問です」
西園さん。荷物は少なめにしているけど、野戦無線機を携帯している。これはそのまま麓のこのベースキャンプ(恭介命名『フォート・バスターズ』)のテントに繋がっており、
敵前線にぶつかる等の異常があった場合直ぐに本隊が動ける体制を整えている。つまり西園さんはその生命線なんだ。
「やはは。完全に遠足でしたネ」
「葉留佳、あまりはしゃいで行動しないの。実戦なら死んでたわよ」
完全遠足気分の葉留佳さんと、いやいや参加しながらもノリノリな二木さん。フツーなら逆のはずなのにね。
葉留佳さんが手に持っているのはSAW(分隊支援火器)、M1919A4軽機関銃。分隊長の斜め後ろに展開し、戦闘時に援護射撃を担当する。
二木さんは白に赤十字の腕章が目に眩しい。衛生兵だ。肩から提げている衛生兵キットの中には色んな医療アイテムが入って…いそうで怖い。メスとか。
M1919の弾薬(もっともこのベルトリンクはニセモノ)を首から提げてるのは、葉留佳さんが調子に乗ってぶん回すからだそうで。
「大体人がいるのに弾薬を振り回すなんて非常識よ。次やったら機関銃は没収ね」
「えーっ!それされたらさすがのはるちんも出番がなくてひねくれちゃいますヨ?」
「勝手にひねくれて大暴れしなさい」
「がーんっ!フツーにスルーされたー!」
そして。
「わふっ…もうフラフラです…」
小柄すぎてヘタすると装備が動いているように見えるクド。さすがにクドの装備は極力軽くしてあるし、携行する武器も真人のM9A1バズーカ(もちろんニセモノ)、葉留佳さんのM1919A4、斥候隊指揮の謙吾が
ブローニング自動小銃(BAR)を装備している中で、彼女は西園さん同様比較的軽いM1カービンを携行していた(他の隊員はM1ガーランド)んだけど、それでも疲れたんだろう。これまたねぎらわないと。無論ベッドの中で。
「いいところに来たな謙吾、真人。司令部テントを増設する。手伝うな?」
「マジかよ…」
「あぁ、大マジだ」
何分夜を徹して斥候をしてたんだ、そんな話に乗る真人では…。
「司令部ってカッコ良すぎじゃねぇか!よし、オレ設営隊長な!」
「何を言うか真人。まずは俺だ。そして理樹がそれを引き継ぐ。いいな」
なんかよく分からないところで真人と謙吾の隊長奪い合いが始まっていたところで。
「騒がしい連中だな」
ガササッ!さっきまで沈黙を保っていた茂みが動いた。
「わふーっ!?」
そして殺気すらも制してクドの後ろに。
「うむ、クドリャフカ君はいつも愛らしいな。斥候後の汗の香りも格別だ。おねーさんパブロフの犬状態だよ」
「離してください!助けてリキ!」
茂みの正体は、巧みに偽装した来ヶ谷さん。手に持っているのはスプリングフィールドM1903A4狙撃ライフル。そして双眼鏡。
「来ヶ谷さんは別行動だったっけ」
「うむ。現代戦ではツーマンセルで行動する狙撃手も、当時は一人の孤独な戦いを強いられていたからな。その気分に浸ってきたよ」
相変わらずクドに頬ずりしながらさらりと言うあたり全然当時の気分出てないけどね、コレ極めてマジで。


 時間軸を少し戻そう。
キャンプの準備は極めて順調に進んだ。まず強力なバックアップを得ることが出来たのが大きいだろう。
「装備の件は私に任せてくれ。たまたまその手のアイテムを了承1秒で手に入れることの出来るパトロンがバックにいる」
「ほう」
「…」
なんか、甘くない悪夢が脳裏をよぎったのは何故だろう。
ともあれ、来ヶ谷さん曰く了承一秒のパトロンが上手い具合に装備を用意してくれたらしく、恭介のジープ以外のアイテムは順調に揃う。
…それも、たった3日で。キリストもビックリして俺の復活の意味があるのか!くらい言いそうな勢いだ。汝の隣人の土手っ腹に風穴開ける武器(無論ニセモノだけど)を
たった3日で十分な数揃えたんだから。
テントは恭介がアルバイトしている先の先輩社員がテント製作所の次男らしく、要らない生地を分けてくれたので、それを小毬さんたちが上手い具合に縫合。
さすがに色までは上手く再現できずOD色(オリーブドラヴが一般的になるのは第2次大戦末期。戦中は大半カーキ)止まりだったけど、見栄えはなかなか。
恭介は恭介でテントや地図などの小物品を調達。またジープの内容をさらに増強していた。
パトロンから山一つ紹介してもらい、環境破壊をしないことを条件に夏休みの数日を使ってミリタリーキャンプをしようと相成ったわけだ。
揃ったメンバーはリトルバスターズのメンバー全員とその身内など。内訳は以下の通り。

【指揮官】()内は階級。階級順。
棗 恭介(2等軍曹):分隊長。M1A1トンプソン装備。
直枝 理樹(3等軍曹):副分隊長。M1ガーランド装備。
あーちゃん先輩(3等軍曹):従軍看護婦。

【隊員】
宮沢 謙吾(伍長):銃撃チーム指揮。ブローニング自動小銃装備。
来ヶ谷 唯湖(伍長):狙撃手。M1903A4狙撃ライフル装備。

二木 佳奈多(上等兵):衛生兵。M1911A1オートマチックピストル装備。
笹瀬川 佐々美(上等兵):銃撃チーム。M1ガーランド装備。

西園 美魚(一等兵):指揮隊所属。通信手。M1カービン装備。
棗 鈴(一等兵):銃撃チーム。M1ガーランド装備。

神北 小毬(二等兵):銃撃チーム。M1ガーランド装備。
能美 クドリャフカ(二等兵):銃撃チーム。M1カービン装備。
三枝 葉留佳(二等兵):分隊支援火器射手。M1919A4軽機関銃装備。
井ノ原 真人(二等兵):対戦車兵。工兵兼任。M9A1バズーカおよび地雷・手榴弾運搬手。
中村 由香里(二等兵):銃撃チーム。M1ガーランド装備。
川越 令(二等兵):銃撃チーム。M1ガーランド装備。
渡辺 咲子(二等兵):銃撃チームおよび弾薬運搬手。M1ガーランド装備。

 最後の三人は言わずもがな、笹瀬川さんの取り巻きだ。本人達はさすがにそんな野外活動は…と逃げようとしていたけど、笹瀬川さんにあえなく捕まり強制参加。
ただしいやいやながらも軍服を着ているあたり、ノリノリではある様子。
かくして迎えた当日。僕と鈴、謙吾と真人は恭介のジープに、他のメンバーはあーちゃん先輩が運転するリトルバスターズのワゴンで移動。
ワゴンは山から少し離れたところに偽装して隠してある。雰囲気壊したくないしね。
到着と同時にパトロンこと『A子』さんが用意してくれた装備品が届き、各々テントに移動してお着替え。
…第2次世界大戦中の歩兵装備で間違いはない。大戦後期のM43フィールドジャケットとトラウザー(ジャケットは某踊るおまわりさんのM51パーカーのご先祖様)。
当時の歩兵に一般的だったM1928ハバーザックとその付随するカートリッジベルトなど。さすがにレプリカ品だけど、ここまでの量を3日で揃えたあたり…。
「敵に回すと、恐ろしいや…」
途中、カメラを持った来ヶ谷さんが僕のテントに乱入してきてあわや、というシーンもあったけど、全員が準備を整えた。


 「えー。まず聞いて欲しい。俺はこれから野暮用で鈴と一緒に一山越えて物資を調達しに行く。その間は理樹が指揮官だ。従うように」
「えぇっ!?」
いきなりの指揮官離脱宣言。そして嫌がる鈴をジープに乗せ、HAHAHAと憎らしいアメリカン笑いでどっかに行ってしまった恭介。
その背中を見送った後。
「とりあえず、テント割り決めようか…」
「そうだね…」
苦笑いの小毬さん。
パップテントはもともとシェルターハーフテントという、兵士1人につき1枚支給されているキャンバス地の布を2人分つないで作るテントだ。
つまり、ここに人数分設営するとなると、まず必ず2人がペアになって寝泊りする必要がある。
「自然、理樹は俺とだ」
「いやオレとだ」
僕をめぐる男達の熱いバトルが始まるように思われたが、そこで来ヶ谷さんが一言。
「気持ちは分からんでもないが貴様らまずは落ち着け。ここは一つ消去法で行ったらどうだ?」
「消去法?」
来ヶ谷よ、そりゃなんだ。突っかかる真人に。
「例えば謙吾少年が晴れて理樹君を手に入れたとしよう」
いやいやいや僕モノじゃないし。
「ええいうるさい黙れこのチ○ポしゃぶりが」
「ライベン二等兵!?」
小説版だけだけどね。っていうか心の声に突っ込まないで!
「ナニをドコに突っ込むか、それはまた別の話としてだ。そして余った真人少年。果たして彼のいびきと寝相に耐えられる少女がいるだろうか」
「…なるほど、それも一理あるな」
納得する謙吾。
「野獣を放つわけには行くまい。不本意だが真人、今回ばかりは貴様と寝てやろう」
「っち。素直じゃねぇな謙吾の先生様よ!」
こうして1ペア出来上がったところで、狙いを定めていた謙吾が取られてしまった笹瀬川さんは。
「ではわたくしたちはソフトボール部でそれぞれ割り当てを決めましょう」
「「「はいっ!」」」
息の合ったチームワーク。しかしその実笹瀬川さんは彼女達を上手く使って自分のテントまで設営させていた!
さすが女王猫。足元すくわれないといいけど。
「うむ。順調だな」
狙い通りになった、と悟った来ヶ谷さんは。
「理樹君は私とペアだ」
「「「「「!?」」」」」
小毬さん、葉留佳さん、クド、西園さん、二木さんがいっせいに来ヶ谷さんを見る。いやこっちみんな。
「何故そんなに焦るんだ。そもそも理樹君は副分隊長。そして現時点の最高責任者だ。彼に何かあった場合、守れるのは現実的に私しかいないと思うが?」
「むぅっ…」
それを言われると返す言葉のない彼女達。うん、納得するしかないの分かるよ。だって。
「例えば」
腰につけていたグルカ兵のククリナイフを取り出して一振り。
僕の髪を軽く掠めたと思うと、その横を飛んでいたスズメバチが、真っ二つになって地面に落ちる。
「こういった手心と容赦のなさ。それがなければ指揮官は守れまい。この場で私を一瞬で殺せるものがいればこの地位を譲るが?」
「「「「「…」」」」」
誰も手を上げない。ってか髪の毛10本くらい返してよ来ヶ谷さん。
「なに。それくらいは私のシモの毛をくれてやろう。ちゃんと手入れしているがこんなときに役に立つとは」
「いらないからねっ!?」
結局心の声につっこまれる僕だった!
そんなこんなで僕と来ヶ谷さんがバディ。後は葉留佳さんと二木さん組、クドと小毬さん組、そして西園さんとあーちゃん先輩組。
各自のテントが決まったところで、即席の司令部に集まり作戦会議が始まった。


 「まずは周辺の情報が欲しい。斥候を提案する」
「そうだね。誰を出そうか」
恭介が残していったこの山の地図。地形としては小川が道を真ん中で分断している地形。麓の通称『フォート・バスターズ』から徒歩で小高い丘を越え、川を渡り、
そしてその先の状態を掌握する必要があるようだ。
「まずBAR射手の謙吾少年と機関銃手の葉留佳君、そして通信手の美魚君と不測の事態に備え、衛生兵の佳奈多君は決まりとして」
「後の人員だね…」
棗ブラザーズが欠員という状態で、あまりキャンプから兵を抜くことは出来ない。襲撃なんてありえる訳はないけど、そういう雰囲気作りってことで…。
「じゃ、クド、あと真人はワイヤーカッターとか地雷を持ってるから、同行してあげて」
「おうよ!」
「わふーっ!荷物は重いけど頑張ります!あいあむまっする、です!」
わー。筋肉クドは見たくないなー。
そしてこの直後、お留守番はイヤと小毬さんが志願したのは前述の通りだ。斥候は夜、日付変更と共に行動開始ということで、斥候チームはテントに戻り休憩。
「時に理樹君。私も単独で斥候と効率的な狙撃ポイントの確認に出たい。許可を求める」
「うん。でも無理しちゃダメだよ?」
「フッ。愚問だ」
こうしてお留守番は僕と従軍看護婦のあーちゃん先輩、笹瀬川さんとその取り巻き3人娘の6人となった。
あーちゃん先輩はまだけが人もいないので医薬品のチェックと、二木さんへの支給。
ソフト部は調理キットの火起こしを真人に手伝ってもらいながら夕食の準備。戦場ではそんなぜいたく品ないと思うけど、レーション齧るより幾分かマシ。
僕はとりあえず、陣地防衛用に準備してある50口径M2重機関銃、愛称マ・デュースを謙吾に手伝ってもらってキャンプそばの土嚢に設置。敵の侵入に備える。
全部ガスやバッテリーを使うトイガンだけど、完成度が高いのもパトロンの力なんだろう。とても重く、玉の汗が額ににじむ。
最後に50口径のダミーカートリッジを装填。射撃体勢を整えると準備完了だ。
僕のテントには大戦中のハンディートーキー(外側だけ。中に市販品の特定省電力トランシーバーを内蔵できる)をスタンバイ。通信手の西園さんの連絡に呼応して
直ぐに動ける準備をする。
「みんな、武装解除しちゃダメだよ。何があるか分からないから」
「直枝くんってばノリノリねぇ…」
あーちゃん先輩、苦笑い。僕も釣られて苦笑い。
その後、ソフトボール部特製カレーが出来上がり、それをみんなであらかた平らげ、斥候チームはテントに戻り仮眠。
僕と居残り組は、フィールドキッチンから立ち上る煙と炭火を見つめながら、満天の星空を眺めていた。
明日は、どんな状況が僕達を待っているんだろう。本当の戦争でもないのにワクワクするのは、軍服を着て、兵隊の心境になっているからだろうか。
炭火を棒で突っつきながら、ふとそんなことを考えてみる僕だった。


あとがき。

第1話は、フィールドに到着した彼らの様子。そして大体の流れ。
このとき彼らは想像してなかったでしょうね。何が起こるか。
ちなみに作品名は某ひだまりなアニメのエンディングから貰ったけど別に歌詞に関係はないハズ。

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